整形外科
こんな症状、
ありませんか?
- 後肢をスキップする
- 後肢がO脚、X脚だ
- 肢に体重をかけたがらない
- 抱くとコキコキ骨が鳴る
- お尻を振りながら歩く
- 前肢と後肢の歩幅が異なる
- 起床時や散歩後半で歩き方がおかしい
- 頭を上下に振りながら歩く
- 高い所に登らなくなった(ネコ)
- 飛び降りてからおかしい、など
骨・筋肉・靭帯・腱に
問題があるかもしれません
様子を見ずに、
早めにご連絡ください
私達の使命
-
常にどんな病状でも
対応できるよう努めます当院では難易度・緊急度の高い整形外科疾患に対しても常に対応するため、最新の情報・技術・治療を提供できるよう努めております。
また、海外への研修にも積極的に参加し、海外で活躍されている専門獣医師と連携をとりながら治療することもあります。 -
しっかり治療するためには、
的確な診断が必要です当院では問診と念入りな身体検査のフェーズが一番大切と考え、時間をかけています。これらから得られる情報を元に、どのような精密検査が必要かを見極め、診断します。
少しでも気になる点は、どうぞ遠慮なく仰ってください。 -
どの患者さまにも、治療のゴールまで
見据えたインフォームを完治までどのような経緯をたどるのか、その際の注意点やリスク、問題が生じた場合の対応など、分かりやすくご説明いたします。完治が見込めない病状の子であっても、少しでも生活の質を極力保てる治療(保存療法)を提供いたします。
※ご注意
当院は整形外科の専門ではありますが、MRIなどの設備がないため、神経外科の疾患に関しては院内での診断・治療ができない場合があります。
神経疾患が疑われる患者さんに対しては、大学病院やMRI・CT検査も併設している病院をご紹介し、連携して診療する事がございます。
整形外科診療の流れ
1ご予約
当院は完全予約制となっておりますので、まずは飼い主さまからお電話にてご予約をお願いいたします。
※ご紹介元の先生からもお電話を承っておりますが、最終的には飼い主さまから直接お電話いただくよう、お願いいたします。
※ご紹介元での、検査データ、処置内容がございましたらお電話の際にお申し付けください。
電話番号03-3429-1579受付時間 9:00〜18:00(年中無休)
ご来院されるまでの注意事項(肢に痛みがある場合)
- 当院へ受診されるまでは安静をお願いいたします。
- 排泄のためのお散歩は、最低限に留めてください。
- 骨折している、または疑われる場合は、包帯法(副木付き)を実施することで、 応急処置(痛みの軽減と安定化)ができます。ご診断いただいた先生のもとで、包帯・副子を装着していただくようお願いいたします。
2受付~問診・診察
- ご来院の際は、抱いたまま動物を動かしてしまうと不意に暴れて落下し、二次被害を受ける可能性もありますので、必ずケージに入れてご移動ください。
- ご予約された10分前にお越しください。
- 検査データがありましたら受付でお渡しください。
診察は、どういった状況で今回の病状が生じたのか時系列で詳細をお聞きしたのち、身体検査を行います。
3検査
骨関節疾患では身体検査のみで解らないものも多いため、レントゲン検査や関節液採取などの精密検査が必要になることもあります。
4診断・結果報告
検査結果を確認し、今後必要な治療選択肢をご提示しつつ、最適な治療方針を飼い主さまと一緒に考えていきます。
診断結果によっては、治療として手術が必要となることがあります。
その場合はどのような術式があり、手術前後~治療終了までどのような経緯を辿るのか、手術や麻酔に関するリスク、費用面のご説明を十分にさせていただきます。
5(手術当日)
手術当日は指示された食事制限下にてお連れいただき、麻酔前の全身評価を行います。
これら検査結果に異常がなければ、お預かりとなります。
手術が終了し、十分に覚醒が済んだところで飼い主さまへお電話にて経過報告をさせていただきます。
6(手術後)
病状にもよりますが、一定期間(数日~1週間)は入院下にて術後の管理をさせていただきます。
その後、退院しご自宅で管理をしていただきます。
特に退院直後はご自宅で引き続き安静を指示させていただくことが多いので、退院前に制限区域(ケージやサークル)の設置をお願いいたします。
病状によって術後の過ごし方はそれぞれ異なりますので、事前に手術前の診察でそれぞれの患者さまへご説明いたします。
7定期検査
病状によって、定期的な再診をしていただくことがあります。
特に手術を終えて間もない患者さまや、術後も包帯の巻き替えが必要な患者さまに関しては必ず再診をしていただく必要があります。
ご予定が合わない場合は事前にご相談ください。できる限り調整いたします。
手術によりインプラントが入っていたり、手術の治療経過を確認する必要がある場合、レントゲン検査にてインプラントや骨折整復部位に不具合がないか確認します。
手術にはならず、経過観察している場合も、良化・悪化の具合を触診やレントゲン検査などで確認する場合もあります。
8治療終了
どの子に対しても、日常生活をまた快適に過ごしていただくことを最終目標に診療しています。
治療終了までの期間は、疾患や病状によって異なります。
関節疾患の
専門機関への登録
当院では外部の検査機関で関節の評価に用いるレントゲン撮影を実施しております。
各種期間によってフォームや費用、麻酔の必要性の有無など異なりますので、事前に当院までお電話にてご確認のほど、お願いいたします。
どのような場合に必要か?
主に専門検査機関による股関節や肘関節の評価に用います。
他にも、繁殖される際に、その子に股関節や肘関節に問題を抱えていると子供に遺伝する可能性もあるため、繁殖する上での判断材料として検査を求められることがあります。
どのような検査があるのか?
主に国内の検査機関はJAHD(特定非営利活動法人 日本動物遺伝病ネットワーク)が、海外の検査機関にはOFA(Orthopedic Fundation for Animals)やPennHip(AIS : Antech Imaging Service)があります。